手賀沼は、千葉県の北西部(東京から約20kmの位置)にある海跡湖で、その流域は松戸市、柏市、流山市、我孫子市、鎌ケ谷市、印西市、白井市の7市にわたっています。

昔の手賀沼

昔の手賀沼約1,000年ほど昔の手賀沼は手下水海と呼ばれ、香取海という内海の一部であり、海水が流れ込んでいました。

当時利根川は、東京湾に注がれていました。江戸時代初期、江戸を洪水から守ることや、食料増産のため、利根川東遷という、利根川を東京湾から銚子で太平洋に注ぐ川に変える工事が行われました。

このため、利根川から運ばれた土砂で香取海は陸化し、手下水海は湖沼化していきました。手賀干拓図

その後も、利根川の度重なる氾濫で手賀沼に逆流した水により、流域の人々は苦しめられました。

そのため、昭和21年から約20年かけて干拓事業が行われ、当時の手賀沼の面積の約4割が水田となり、現在の手賀沼・下手賀沼に分かれた形になりました。

 

過去の写真

かつては底が透き通って見えるほど水が澄み、夏には子供たちが泳いで遊んだほど美しく豊かな沼でした。

手賀沼の流域

手賀沼流域図

流域内から出た生活排水や雨水は、手賀沼に流れ込みます。手賀沼からはなれていても、手賀沼に汚れを流してしまう可能性があります。

沼のデータと利用状況

平成28年4月1日現在

面積 6.5km²
周囲 38km
水深 平均 0.86m
最大 3.8m
容量 5,600千m³
流域面積※ 143.98km²
流域人口※ 519.6千人
流域市 松戸市、柏市、流山市、我孫子市、
鎌ケ谷市、印西市、白井市
主要流入河川 大堀川、大津川、金山落など
農業用水 12,059千m³(平成27年度)

※指定地域内の流域面積及び流域人口です。